そしてBSC作成時に生まれる副産物もあります。
今回、参加メンバーの中には
会社のバックオフィスを担う事務の○藤も参加したのですが
SWOT分析と戦略マップの関係をいち早く洞察したのが彼女でした。
ロジカルシンキングは
SEの最も得意とするところのはずですが、
そのSEたちよりも素早く因果関係を読み取る事務。
・・・すごい。
また、
CSF(Critical Success Facter )ごとに担当者を設定するのですが、
ある項目には社員たちの推薦で、私の意図になかった社員が選ばれました。
あとからよくよく考えたら、最も適任の人物です。
これは一例ですが、BSC作成の過程で、
経営者の限られた発想を超え、社員たちの潜在能力を浮き彫りにしてくれます。
私としては、BSCはやめられない習慣になりそうです。(^^)
弊社では昨年より
BSC(Balanced Scorecard)
なるものを描いて、業務の推進の一助にしています。
手順としては
SWOT分析→戦略マップ→BSC
となります。
この作業は、実は私一人でもできるのですが、
社員も参加して作成するようにしています。
その理由として、最も大きいのが
「思考のプロセスを共有する」
ことにあります。
通常、経営者と社員、上司と部下の関係では、大雑把には
指示する人と、その指示通りに動く人に分かれますが、
思考プロセスを共有することにより、
社員にとっては、経営者の指示すら実は
自らも参加して構築した企業戦略
に基づいたものになります。
「自律」とは弊社の社是の一つですが、
この習慣が身につけば、
社員は事業のPDCAサイクルを自ら回せることになります。
そうなれば経営者に必要なのは
企業戦略に必要な意見を述べ、決断を下し、責任を取る
ことだけになり、指示も管理も不要になります。
私の望む世界は、そんな領域です。